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「ああっ、うっ、出る! 出すぞぉ! イクぞ西山!」
「あ、ああ! 志田、気持ちいい、奥まで、あっ……僕も……イックっ!」
 狭い部屋に二人の少年の吐息と喘ぎ声がまじりあう。バックの姿勢で西山を貫いている志田の腰がひときわ大きく動いて、志田の奥深くにペニスを押し込んだ。

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ノベル作品

2016年08月29日

No.114

 西暦2199年。
 地球が宇宙開発を世界事業として推し進める宇宙開拓時代。
 外宇宙と呼ばれる広大な宇宙空間を開拓し、各地にうごめく外宇宙軍隊と戦うため、人類は地球帝国軍を設立。宇宙各地にその勢力を拡大させていった。

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~修学旅行は夜這いのために~おんぷ♪ 

【1】女子校だけど
 鏡に向かっていたら、ママに叱られた。「ほら、楓! 鏡なんか幾ら睨めっこしたって支度はできないのよ。今日も遅刻するつもり?」云われなくても判ってるって。ママったら、失礼しちゃう! 乙女ゴコロってもんをまるで判らないんだから。外出前の鏡チェックは女の子なら必須だよ?

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高層ビル、都会に乱立するコンクリートの柱達はその腹の中に様々な肉塊を抱え無表情なまま十色の人生を無言で見つめる…。
東京駅中心部からさほど遠くない一等地、家賃で車が買えそうな高級ビルディング、セレブリティー達が毎夜怪しげなパーティでも催してそうな…一戸建てをそのまま平面に並べたような所謂億ション的な佇まいの一室にその女は立ちすくんでいる。

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娼館での最初の1週間。これは羞恥心との戦いだった。胸元を強調し、腕を露出し、スカート丈も短い衣装。一見、綺羅に見える安い薄物を幾重にも重ねるが、透けて見えることにあまり変わりはない。客の視線は刺すようでいて、舐めまわすようで、直接触られているも同然だった。

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宮廷の廊下を音高く踏みならし、金糸の髪波立たせ乙女が往く。頬にかかる髪に縁取られた象牙の肌は滑らかで、見る者すべてを魅了する。だがその麗しい造詣には似つかわしくない、エメラルドの瞳には苛立ちと怒りの表情が浮かんでいた。ジュリエッタ・ユニウス。彼女こそ、ユニウス王国の王女であり、女性でありながら第一継承者であった。だが、その地位にふさわしくない言葉が、その桜色の唇から漏れる。

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「はいっ! トリッパとバゲット、三年ものの赤ワインおまちどうさまでしたっ……おっとっと……」店員の少女は右手に牛の内蔵の煮込みと、その肉汁につけて食べる小さく切ったパンをトレーに載せ、左手にグラスに入ったワインを2つ盛っているが、それは決して重いものではない。だが、彼女は少女は頼んだ客のテーブルにたどり着いたところで緊張が解けたらしく、思わずたたらを踏んでしまっていた。

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5限目の授業が終わりました。
まだ後1時間の授業が残っているのかと思うと一生ここにいなくちゃいけないのかと錯覚してしまいます。
『…はぁ…退屈だなぁ…』
楽しく無いって…訳じゃ無いけど、友達もそれなりにいるし、成績が悪い訳でもないんだけど、でも…何か…何かが欠けている感覚…。

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ノベル作品

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2015年11月26日

No.93

 喧騒が彼女を取り巻いている。アヴィーはわずかに目を開けた。
「うっ……」
あまりのまぶしさに、目の前が真っ白になる。しばしすると視界は回復し、おぼろげながら周囲の様子を確認できるようになった。コロシアム状の施設の観客席に、隙間もないほど男たちがひしめきあっていた。強烈な照明が彼女に浴びせかけられている。
「いったい、なにが……」

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「ランちゃん、ご指名だよ」 「はぁい」
 某繁華街の片隅にある風俗店『ネージュ』。店で一番の売れっ子『ラン』こと花園有紀は気だるげな返事を返し、個室へ向かった。
 小麦色に焼けたすらりとした体躯に、たっぷりとした豊満な胸と尻。むき出しの肩にかかる金髪はゆるやかに巻かれている。

 有紀は個室へ行き、軽く準備をして客を待った。

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