西暦2199年。
地球が宇宙開発を世界事業として推し進める宇宙開拓時代。
外宇宙と呼ばれる広大な宇宙空間を開拓し、各地にうごめく外宇宙軍隊と戦うため、人類は地球帝国軍を設立。宇宙各地にその勢力を拡大させていった。
地球より派遣された地球帝国軍、マリーネ=ユイリィ少佐もまた、宇宙開拓戦艦『トムリアット』を指揮し外宇宙軍と戦っている若き将軍のひとりである。
彼女は勇気があり果断で、知識にもとづく卓越した戦闘指揮能力をもつカリスマ性あふれる優秀な指揮官であった。
地球メディアはこぞって彼女を英雄として、全世界へ彼女の業績を湛えるニュースを連日流し続けた。
数多くいる地球帝国軍指揮官の中から彼女が英雄・広告塔として選ばれた理由は、輝かしい戦果のみならず、その麗しき容貌にもあった。
豊満な身体を漆黒の軍服に身を包んだ、スタイル抜群の美しいシルエット。
若く輝かしい美貌。大きな瞳と黒い軍服に踊る、長い藍色の髪。
メディアが彼女を英雄として抜てきしたのは、誰もが目を奪われる外見がゆえでもあったのだ。
まだ20歳になったばかりであるマリーネだが、その堂々とした戦闘指揮ぶりで軍内でも逸材との呼び声が高く、声望もあった。そして、軍内でもエリートと称される青年将校と結婚。全てにおいて彼女は完璧な人間であるかのように思えた。
しかし、マリーネは大胆で奔放な性格ゆえトラブルメーカーな側面があり、おまけに実はどうしようもないほどの淫乱で、酔うと浮気癖が止まらないほどの男好きであったのだ。
結婚相手もまた外宇宙での戦闘へ出ることが多く、遠い宇宙の向こう側ということもあり、彼女は戦闘も夜の営みも、誰からの指図も受けること無く好き放題にやっていた。
そんなある日、帝国本部よりマリーネの指揮する艦『トムリアット』に、副官としてミシェル=ハインリヒ大尉が派遣されてくることが決定した。
その伝令を艦長室で聞いたマリーネは途端に不機嫌になり、近くの壁を思い切り蹴りつけた。
「私の副官にミシェル=ハインリヒ大尉だぁ!? ハインリヒっていったら軍部のお偉いさんの甥っ子の坊やじゃない! 何よ、この私に対するお目付役ってこと? はん、気に入らないわね」
マリーネは電子端末に映し出された少年の顔を憎々し気に睨み付ける。そこには軍歴を記録するためのプロフィール用に、敬礼をする中性的な美少年が映し出されていた。マリーネが画面に映る少年の顔を指でなぞる。
「可愛い顔してんじゃない。軍歴は浅い御曹司か……、ふうん。ひよっこを私のところに送ってくるなんてハインリヒ軍司令も何を考えているんだか。自慢の甥っ子を現場流に可愛がってやろうじゃないの」
それから数日後、高速船で移動してきたミシェル大尉がトムリアットに配属されてきた。白面の美少年は、無表情に敬礼をしてデッキへと歩を進めた。
マリーネも敬礼を返し、出迎える。
「ミシェル=ハインリヒ大尉、長旅ご苦労様。マリーネ=ユイリィ少佐よ」
「ミシェル=ハインリヒ大尉、ただいま着任いたしました。マリーネ艦長、よろしくお願いします」
挨拶を済ませ、マリーネはミシェルを艦長室へ誘った。
「噂通りの綺麗なお顔ねぇ、さぞ本国ではモテたんじゃない?」
「それは、軍務に関係のある話でしょうか?」
「……無いわ」
「では、回答は控えさせていただきます」
ミシェルの声は静かで、表情もまるで動きがない。まるで人形と会話しているようだ、とマリーネはため息をこぼした。
「ミシェル大尉、あなたは私の副官としてここにいる。私の部下であること、よく覚えておきなさい」
「かしこまりました、マリーネ艦長。それと、私は軍への報告義務も請け負ってここにきております。マリーネ艦長もくれぐれも軍の指令には背かれませんように」
「おやおや大尉、私を脅そうって言うの?」
「いいえ、あくまでも任務をご説明しただけです。失礼いたします」
無表情にそう言うと、ミシェルはもう一度敬礼をしてマリーネに背を向けて艦長室を出ていった。マリーネは見えなくなった背中に舌を出した。
「ふん! 何が報告義務よ。ようはお目付け役を隠すつもりもないってことね。子供のくせにいい度胸してるじゃない。あの澄ました顔……。ほんと、気に入らない!」
ミシェルが赴任してきてからのトムリアットでの生活は、マリーネにとってストレスの溜まる日々であった。
もともと荒くれ者の集まりで活きのよかったクルーたちも、ミシェルの物静かでいていやみな言動には閉口し、艦全体の雰囲気も息苦しくなっていったのだ。本来であれば、先輩や上司たちを敬うことのないミシェルの振る舞いは、外宇宙艦隊流の厳重注意をされるようなものである。
だが司令部直属の、そのうえ軍司令の甥っ子という肩書きがそれを許さない。
おまけにミシェルは人付き合いも悪く、勝ち戦での宴会さえも規制するようにと
口出しして来る始末であった。
次第に艦の雰囲気もギクシャクしはじめ、マリーネのストレスは溜まる一方である。
そんなある日、久しぶりの艦隊戦での大勝利に、マリーネは自室に部下たちを集めて盛大に宴会を催した。部下たちは口々にマリーネをほめたたえ、ミシェルへの愚痴を漏らした。
「艦長、これからどうなるんですかねぇ、うちは。トムリアットらしさってのがなくなっちまうんじゃないかと、心配ですよ」
「はん! ようはあのガキに上に報告する気を無くさせればいいってことだろ。見てな、私がうまく話をつけてくるよ」
酒に酔ったマリーネはそう言って、心配そうなクルーたちをしり目に部屋を後にした。ミシェルはいつも自室で何事かをパソコンに打ち込んでいる。どうせ、今も自室にこもりっきりに違いない。
ミシェルの部屋のドアをノックすると、マリーネは返事を待たずに艦長権限でドアロックを解除し中に入った。ミシェルは操作していた端末を閉じひとつため息をこぼすと、マリーネに向かって直立し敬礼をする。
動作は従順だが、面倒臭そうな表情を隠しもしない横柄な態度であった。
「マリーネ艦長、なにか御用でしょうか?」
「お邪魔するわよミシェル。私ね、気付いたのよ。まだあなたの口から今日の艦隊戦の勝利をほめたたえる言葉を聞いていないなって」
「それは失礼いたしました。……マリーネ艦長、このたびは見事な大勝利、おめでとうございます」
眉間をかすかに動かしたミシェルが、まるで人形のように無感情に言葉を紡ぎ出した。
マリーネは敬礼の姿勢のミシェルに近づくと、そっと耳元でささやいた。
「ありがとう、ミシェル=ハインリヒ大尉。……初めての戦闘はどうだった?」
「……なんのことでしょうか?」
マリーネの声は甘くからみつくようにミシェルの耳をせめる。甘いアルコールの混じったかおりが、ミシェルの鼻腔をくすぐった。
「艦隊戦の最中、あなたは何も出来ずただ立ちつくしているだけだった。バレてないとでも思ったの? あれは戦ったことのない坊やの動きよ」
「それは、侮辱でしょうか?」
「いいえ、違うわ」
にやりと笑ったマリーネが突然、直立したままのミシェルの股間に手を伸ばした。
「なにをなさいます!?」
「ミシェル、あなた童貞でしょ?」
「軍人に童貞もなにも関係ありません」
「そうかしら? でも初陣で情けなく棒立ちだったあなたは、はっきり言ってこの艦の戦力外なの。だから、もっとしっかりした男になってもらわないとねぇ」
耳元でささやき続けるマリーネの手が、優しくミシェルの股間を這い回る。ミシェルは味わったことのない快感に、わずかに身をよじった。
「うっ、ん……。やめて、ください……」
「カワイイ声出すじゃない」
「このようなこと、司令部に報告したらマリーネ艦長は即日解任……あっ!」
ミシェルの言葉は、自身のペニスを服の上から刺激するマリーネの手によって遮られた。経験したことのない鋭い心地よさが、下半身をじんとしびれさせる。
「あらあら、司令部がどうしたって? ふふ、もしかしてミシェル、あなた自分でここをいじったこともないの?」
「そんなこと、関係ありません!」
顔をかすかに朱に染めたミシェルが、珍しく感情を表に出して抗議する。しかし、マリーネの手は止む事無くミシェルのペニスをいじり続け、その強さを増していく。
「なるほどね、いじったこともないんだ。ミシェル、命令よ。私はオナニーもしたことがない童貞です、と言いなさい」
「いい加減にしてください、マリーネ艦長!」
ミシェルの言葉にも、酔ったマリーネは止まらない。素早くミシェルの軍服のファスナーを外し、固くなったペニスを取り出した。直に触れる柔らかな指の感触に、ミシェルのペニスはピクピクと身悶えしている。
「初陣で童貞なんて、トムリアットのクルーとしても軍人としても半人前よ。トムリアットの艦長として、ミシェル=ハインリヒ大尉には童貞の卒業を命じます」
「そんなめちゃくちゃな命令……あっ!」
宣言したマリーネが、ミシェルの固くなったペニスを舐めあげた。華奢で中性的なミシェルには不似合いに、ペニスがグングンと巨大に膨張していく。ミシェルは襲い来る快感と実戦経験のなさを見抜かれたうしろめたさに、マリーネの理不尽な命令に逆らうことが出来ない。
「女の子みたいな顔して、立派なもの持ってるじゃないミシェル。これを使っていなかったなんてもったいない。んっ…」
マリーネの赤い唇がミシェルの勃起したペニスを飲み込んでいく。舌を絡め、口内をつかって刺激し、喉奥でしめあげる。マリーネのテクニックに、ミシェルはあまりに強い未知の感覚に悲鳴をあげた。
「うっ、あっ!? 艦長、なにをっ…ううあっ!」
「んっ、ふ……はぁ。なにってフェラをしているのよ、ほら、ここ……ちゅ…。気持ちいいでしょ」
「あっ、んうう!」
亀頭を執拗に舐めあげるマリーネの舌使いに、ミシェルがたまらず声を漏らす。ペニスから下腹部全体にかけて、痺れたような感覚と鋭い快楽が波のように押し寄せてくる。
「マリーネ艦長、もう、やめてください! 何か、きてしまいます!」
「命令を忘れたの、ミシェル。ほら、んちゅ…なんていうの?」
「あうう! わ、私は、オナニーもしたことがない童貞です! い、言いましたからもう……」
「軍人が甘ったれたこと言ってるんじゃないわよ。ほうら、言えたご褒美にとびきり気持ち良くしてあげる……。出しちゃいなさい」
「そんな……んっ、はぁぁ!?」
マリーネが手袋をはめたままの手で、ペニスを乱暴にしごきあげた。舌先はペニスの先端をチロチロと刺激し、もう片方の手はミシェルの陰嚢を優しくもみしだく。オナニーすらしたことのないミシェルには耐えがたい快感の奔流。その渦にミシェルはあっという間に溺れていった。
「あ、ああっ…もう、だ、め……あああっ!? 何か、出るぅ! ひっ、くうぅぅ!!」
「あっは! すっごい量、んぐっ、んっんっんっ……ぷはぁ。ふふ、まだ出てる」
顔面に熱い精液のしぶきを浴びたマリーネが、嬉しそうに精子を噴きだすペニスに口をつけた。二度三度と続いた射精を喉奥で受け止め、濃厚なザーメンをおいしそうに飲み下した。口を離し笑うマリーネの目の前で、ミシェルのペニスがなおも精液をたれ流している。
「どう? ミシェル。初めての射精の感覚は」
「こ、これが、射精……。その、あの……うわぁ!?」
下を向いてもじもじと恥ずかしそうに身をよじっていたミシェルに、マリーネが襲いかかった。華奢な副官を床に押し倒し、自らの黒いスーツのスカートをたくし上げ、下半身を露出させ胸ははだける。驚きながらも、ミシェルの視線は初めて見る美しい女の身体に釘付けになっていた。
「マ、マリーネ艦長! なにを……」
「言ったでしょうミシェル。あなたには童貞の卒業を命じると」
「もうおかしなことはやめてください!」
大量の射精の後にもかかわらず、マリーネの女神のような裸体を目にし、濃密な女性のかおりを吸い込んだミシェルのペニスは痛いほどに固くなっていた。
「ふふっ、やめてくださいって言う割りには、ここはこんなに固いじゃない。大きいペニス……このサイズは久しぶりねぇ」
舌なめずりしたマリーネがミシェルのペニスを強く握りしめてまたがり、固く濡れた先端を自分の秘部にあてがった。
「あ、ああ……」
「さあ、よく見ていなさいミシェル。あなたの節操のない、だらしないペニスが私の中に入っていくところを……んんあっ! 奥まで、くるぅ!」
「んんんっ! ああ、入っていく……私のペニスが、艦長の中に……うああっ! 熱い、す、すごい!」
ミシェルは初めて味わうセックスの快感に、意思に反して大きな声をあげてしまう。
自分でも経験したことがないほどに大きく膨らんだペニスが、熱く濡れ柔らかな女性の秘部に入りこんでいく。その中はしどとに濡れそぼり、しめあげるようにきつくミシェルのペニスを包み込んでくる。
「はぁぁん! 気持ちいい……、やっぱりセックスって最高。ふふっ、どうミシェル。んっ、あっ。上官のオマンコで童貞を卒業した感想は?」
「ああっ、す、すごいで、す。これが、セックス……。熱くて、気持ち良くて、私はもう、何か来てしまいそうで……ああっ!」
「ふふっ、いいわよミシェル。最初の一回は特別。好きに出させてあげる。んっ……ああっ……行くわよ、ほら」
腰をもじもじと動かすミシェルにのしかかるようにして、マリーネが腰を動かした。騎乗位の姿勢で上から激しく腰を振るマリーネ。ミシェルはペニスに与えられる心地よい刺激に、成す術もなく翻弄されていく。
きつく締め上げ、柔らかに包み込み、マリーネの腰の動きと共に激しく律動する性器。ミシェルのペニスは奥深くまで飲み込まれ、先端と幹を強くこすり上げられヌルヌルとまとわりつく蜜に包まれてむき出しの性感を激しく責めたてられた。
「ああ、うああっ! 艦長、もう、動かないでください! ダメです、何かきます、また、またさっきみたいに、うあああっ!」
「ミシェル、いいのよ。ほらほら! 上官の中でいっちゃいなさい。ああん、またおっきくなってきた、いきそうなんでしょう。ほら、軍人なら命令通り、上官に中出ししてごらん! んんっ、ああん! おっきい! 気持ちいいっ!」
マリーネもまた、自身を貫く美少年の長大なペニスに喉をのけぞらせて嬌声をあげる。そのたびに膣の活動が活発になり、ミシェルのペニスをぐいぐいと締め付けていく。その淫らな腰遣いに、ミシェルの下腹部の疼きが臨界点に達する。
「んああっ! ダメです、もう……出る! ああ、ひあっ! い、いっくぅ!! ああっ!」
「んっはぁ! すっごい、奥当たってる! ああん、私も、いきそ、あ……イク! イクイクイクっ!」
二人が同時に絶頂へと押しあがっていった。激しく脈打つペニスからほとばしる溢れんばかりの熱い精液が、マリーネの子宮を焼く。その熱に当てられたマリーネの秘部が、さらなる快感を求め淫らにペニスを包み込む。
「まだ、まだ出ます! ああっ、止まらない! おかしくなりそうです!」
「すごい! こんなに沢山……。オマンコの中、熱い! あつぅい! ダメぇ、これ気持ち良すぎるのぉ!」
快楽の連鎖反応ともいうべき享楽の輪の中で、マリーネとミシェルは互いを抱きしめ合いながら数度の絶頂に身震いをした。
はぁはぁと淫蕩な吐息を吐きだすマリーネの唇が、ミシェルの唇を塞いだ。舌を絡め合ういやらしい音が、ミシェルの執務室に響く。離れた二人の唇の間に、淫らな糸が一筋零れた。ミシェルに見せ付けるように、マリーネが秘部からペニスを抜いた。
濃厚な、真っ白いザーメンがマリーネの膣から大量に流れ出す。
「あ、あの、マリーネ艦長、私は……」
「ふふふ、ミシェル=ハインリヒ大尉。やれば出来るじゃない。でも……既婚者である上官と肉体関係をもった上、こんなに中出しして……本当にいけない子。罰を与えなきゃねぇ」
マリーネはミシェルのベッドに腰かけると、ミシェルを誘うように足をM字に開き秘部を露出させた。
「きなさい、ミシェル。あなたにはしっかりした指導が必要なようね」
「ま、マリーネ艦長……それは、命令ですか?」
「そう、命令よ。嬉しいでしょう?」
すでに再び勃起しているミシェルのペニスを満足そうに眺め、マリーネが言った。ミシェルは魅入られたかのようにマリーネの足の間に進んでいった。秘部にペニスをあてがうが、うまく挿入することが出来ない。
「あ、あれ……入らない、どうして……」
「あははっ、司令部のエリート様は勉強は出来ても女を抱くことは出来ないの?」
「そんな、どうして……ああっ!」
いきりたったペニスを突っつくように動かしていたミシェルに、マリーネが腰を浮かせて秘部の位置を合わせた。そのまま足と腰を使ってミシェルのペニスを器用に飲み込んでいく。不意に訪れた快感に、ミシェルが喘ぎ声を漏らした。
「んぁ……マリーネ艦長、きもち、い……」
「女みたいな声あげちゃって。ミシェちゃんって呼んであげようか? ミシェちゃん、そんな良い声出しちゃうなら、うちの男どもと遊んでみる? あいつらはいっつも飢えているからねぇ……。あんたみたいなカワイイ顔と声なら喜んで相手してくれるよ?」
「そんなの……絶対に嫌です!」
「ならしっかり腰を動かしなさい、ほらぁ!」
「は、はいぃ! ああっ、ひああっ!」
男たちの相手をさせられると脅されたミシェルは、必死に腰を振る。不器用ながらも恐怖から荒々しい腰遣いをするミシェル。二人がぶつかりあう乾いた音と、ペニスと秘部がこすれるグチョグチョと湿った音がハーモニーを奏でた。
「あん! 気持ちいいっ、さっきより奥まで、届くぅ! ミシェ、やれば出来るじゃない! もっと、もっとよ。あっはぁぁ!」
「あうう、もう……出そう、です……くう!」
「ダメよ、ミシェ。私より先にイッたら男どもの相手をさせるからね」
「そんな!? ゆ、許して下さい……もう!」
切羽詰まった声で腰を振り続けるミシェル。絶頂寸前の膨張したペニスの無遠慮な突きに、マリーネが一気に快楽の階段を駆け上っていく。
「んふっ! いい、いいわぁ! 激しい、やれば、出来るじゃない! ああっ、いきそう、あああっ!」
「はぁ! はぁ! うううっ、ぐうう!」
歯を食いしばって腰を叩きつけるミシェル。そのペニスがマリーネの今まで経験したことのないほど奥まで到達した瞬間、マリーネは喜びの声をあげて絶頂に達した。
「そこっ、すごい! すごいぃぃ! もう、きゃふぅ、イク! ああんイクぅ! あっは、ふあぁぁ!!」
「あ、あああああっ! 出るぅ!」
マリーネが達すると同時にミシェルの我慢も限界を迎え、三度目とは思えない程大量の精液をマリーネの最奥に注ぎこんだ。
「あ、出てるぅ! 沢山、奥に当たってるぅ!」
「はああ、ああっ出る出る、まだ出るっ! うあっ!」
正常位のまま抱き合い、マリーネの膣奥に残りの精液を射精するミシェル。二人が荒い呼吸の中、唇を重ね合わせた。クタリと倒れ込みそうになるミシェルのあごを、マリーネの指先がとらえた。
「何をへばっているのミシェル。次にいきましょ」
「えっ、つ…次……!?」
戸惑うミシェルをよそに、マリーネがベッドの上に四つん這いになった。「おいで」とミシェルをそばに呼び、腰を振ってみせる。
「軍人たるもの相応の体力がないと一人前とは言えないわ。私があなたの体力測定をしてあげる。ほら、挿れなさい。ふふ、あと何回出来るかしらね」
「でも今出したばっかりで……」
「ミシェル、これは上官命令よ。それとも……あなたは上官のいう事も聞けない未熟で情けない坊やなのかしら?」
「う、うう……あああっ!」
額に汗を浮かべながら、半立ちのペニスをマリーネの秘部に押し込むミシェル。萎えかけたペニスに再び抗いがたい快楽が与えられ、女を知ったばかりのペニスが再び激しく勃起していく。
「んんっ、おっきぃ! まだまだ出来るじゃない。さっさと動きなさい!」
「は、はい! ああ、気持ちいいです! マリーネ艦長!」
マリーネのくびれを抱え込むようにして、ミシェルが腰を突き動かす。二人の淫靡な夜が明けるころ、ミシェルはマリーネの従順な奴隷となっているのであった。